気温や湿度の変化にともない、肌にもさまざまな影響が及んできます。お肌の健康のためには季節の移り変わりに応じてスキンケアも変えていきましょう。冬はとにかく乾燥肌になりがちです。適切なスキンケアを毎日欠かさないことが美肌への近道。
冬の肌トラブル
冬は、外気、室内ともに乾燥しがちです。空気が乾くと肌のうるおいが蒸発しやすくなり、バリア機能がもろくなります。
・肌のくすみ
うるおい不足で角質層の透明度が失われて、血行が悪くなることが原因。
・小じわ、たるみ
肌が乾燥してかさついた状態が続くことが原因。
・乾燥や肌荒れ
寒暖差の大きい冬はマスク着脱時に保湿をつかさどる酵素が減少して、肌のバリア機能が乱れてしまう。
冬の正しいスキンケア
クレンジング&洗顔
・洗顔時のお湯の温度はぬるま湯(30~34度)
高すぎる温度のお湯での洗顔は必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を加速させ逆効果です。お肌に優しいぬるま湯を使いましょう。
・洗顔時に顔をゴシゴシ擦らない。
クレンジングソープや洗顔ソープの利用時は洗顔ネットを利用し、よく泡立てて優しく洗いましょう。泡立てないタイプの洗顔料を利用する時は、お肌に滑らせるように汚れを落とすと良いでしょう。
化粧水&乳液
冬は化粧水と乳液による保湿が特に重要になります。化粧水で水分をたっぷり補給し、肌の潤いを逃さぬよう乳液でフタをしてください。
高保湿タイプの化粧水・乳液を使うなら、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・アミノ酸系の保湿成分が入っているものを選ぶと良いです。使用量ですが、化粧水(500円玉大)、乳液(10円玉大)よりもやや多めにとりましょう。
美容液
冬は保湿に特化した美容液を選ぶと良いでしょう。化粧水の前に使う導入美容液(ブースター)もおすすめです。
洗顔後すぐに導入美容液使うことで肌を和らげ、化粧水のなじみをよくする効果があります。
クリーム
冬に乾燥を感じるならクリームを積極的に使ってみましょう。スキンケアをしてしばらく経った後にかさついてしまう方は使ってみてください。油分がメイン成分なので、肌にしっかり膜を張ることができます。
洗顔後はすぐに保湿ケアを行うことが大切。化粧水をたっぷりお肌になじませ、手のひらで頬を少し温め、美容成分と水分をお肌に浸透させます。最後はクリームでうるおいを閉じ込めて保湿。
さらに3つのポイント
1. マッサージを取り入れる
スキンケアにマッサージを取り入れて、血流の低下や皮膚温度の低下を防ぎましょう。
マッサージクリームを使ってやさしい力加減で摩擦を抑えながら顔をほぐします。コツは下から上に向かって指を滑らせること。スキンケアのついでやバスタイムに行うとよいでしょう。
2. 水分補給
空気の乾燥は肌のうるおいの大敵です。加湿器などをして室内の空気が乾燥しないように気をつけましょう。また、こまめに水を飲み体への水分補給も忘れないでください
3. 体を冷やさないように
冷えは血行不良につながります。温かい飲み物、入浴の習慣を徹底、湯たんぽ、ネックウォーマー・アームウォーマーなど、体を冷やさないように心がけましょう。
まとめ
肌にも体にとっても過酷な冬の環境。徹底した保湿と「めぐり」を意識したケアで、寒さと乾燥に負けない美しさをキープしましょう。
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