本来、汗そのものにはニオイはないのです。朝の季節になぜニオイが気になるのでしょうか

汗腺（かんせん）とは、汗を出すための器官であり、汗腺が衰えてろ過機能が十分に働かないと、本来は再吸収されるべき様々な成分を含む汗が排出されるので、汗のニオイが臭くなるのです。

・汗をこまめに拭くこと。汗そのものはほぼ無臭。放置しないで拭き取れば雑菌の臭いはカットできる。
・バクテリアの繁殖を抑える衣類や制汗剤などを着用する。
・抗菌効果のある靴下やストッキングを利用して、足元の臭いもしっかりブロックする。

汗のニオイが強くなってしまう原因
汗の臭いを防ぐための対策
ケアグッズの紹介
最後に
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汗のニオイが強くなってしまう原因

汗の量が多い

汗をかく量が多い分、ニオイも強くなる。
汗をかきやすい人は、かいた汗から悪臭が出ないよう工夫する必要がある

汗腺が衰えている

汗腺（かんせん）とは、汗を出すための器官。
汗腺が衰えてろ過機能が十分に働かないと、本来は再吸収されるべき様々な成分を含む汗が排出されるので、汗のニオイが臭くなる

アポクリン腺の数が多い・大きい

汗腺 – エクリン腺（ほとんどニオイがない）
汗腺 – アポクリン腺（ニオイが強い）※ワキガ臭
アポクリン腺の数が多かったりサイズが大きいと、ニオイが強くなる

雑菌が繁殖しやすい

汗以上に臭いのが、汗と雑菌と混ざり合ったときに出る悪臭。肌の上に雑菌が繁殖しやすいと、少量の汗であっても雑菌によって汗が強く臭いやすくなる

普段の食生活

汗のニオイには、口から食べた物のニオイも反映される。
特に汗にニオイが出やすい食べ物（ニンニク・たまねぎ・ネギなど）、そしてアルコールも汗からニオイが出やすくなる

ストレス・疲れ

ストレスや疲れにより血液中のアンモニア濃度が高くなると、汗からツンとしたニオイがすることがある。また、ストレスを受けるとアポクリン腺が活性化する

汗の臭いを防ぐための対策

・制汗剤で汗の量を抑える
制汗剤を肌に直接塗ることで、肌の上に排出される汗を物理的に抑え汗のニオイが軽減される。

ワキ	（狭い範囲）	ロールオンタイプ
背中	（広範囲）	スプレータイプ
足指	（凸凹がある部位）	クリームタイプ

・毎日汗をかく習慣を作る
毎日全身にじんわり、ゆっくりと汗をかくことで汗腺の衰えを防ぎ、臭い汗が出るのを防げる。

30分以上の有酸素運動

半身浴やサウナなど

・水を十分に飲む
体内に水分が不足しているときにかく汗は濃縮された状態になり、悪臭を放つこともある。
・1日に2リットルを目標にする
・水分補給には何も入っていない純粋な水が最適

・汗のニオイを抑える食生活を
汗のニオイを抑えてくれる食材を食べる。

緑茶	抗菌作用のあるカテキンを含む
ショウガ	代謝を上げて良い汗をかきやすくする
梅干し	疲れを取るクエン酸を含む

・通気性の良い服を選ぶ
雑菌は、高温多湿の密閉空間において活動が活発になるので、通気性の良い服を着て雑菌の繁殖を防ぐ。体のラインに密着せずフワッとしたシルエットの服が良い。

・綿・麻・絹などの天然素材のもの

・肌に密着せず風通しの良いシルエットのもの

・汗をかいたら素早く除去する
汗は時間の経過とともにニオイが強くなってくるので、かいた汗を肌の上に放置しないこと。
かいた汗をすぐに拭き取れるようバッグの中に携帯用ボディシートを常備しておく。

・汗取りインナーを着用する
汗取りインナー（内側で汗を吸収、外側に出るのを防ぐ機能があるインナー）を利用する。
上半身用・下半身用・ワキ用など、さまざまなタイプが市販されているので、汗が出やすい部位に合わせて取り入れてみる。

・1日2回入浴する
汗のニオイを防ぐためには、1日2回以上の入浴が理想的。

・体臭をケアするサプリメントを飲む
ニオイケア成分が複数配合されているものを選ぶのが良い。