「骨格診断」は、個々の生まれ持った骨格や筋肉の特徴から、最も美しく見える着こなしを見つけるスタイルアップ理論です。人それぞれ体型が異なるため、自分の「骨格タイプ」を知ることで、似合う服を選びやすくなり、おしゃれを楽しむ自信が生まれます。
骨格診断は「3つのタイプ」に分類されます。
ストレートタイプ
体のラインにメリハリがある人に多いのが「ストレートタイプ」です。
特徴
・腰やバストの位置が高く、厚みがある
・筋肉が付きやすく、体が立体的に見える
・肌にハリ、弾力がある
存在感のあるメリハリボディが大きな特徴なので、できるだけシンプルなファッションを心がけることで、厚みのある体をすっきりと見せることができます。
・洋服選びのヒント
- VネックやUネックの服を選び、胸元をすっきりと見せる
- 上下ともにジャストサイズの服を選び、縦長のIラインシルエットを作ることを意識する
- ジャストウエストのボトムスを選んで、腰位置の高さを活かす
- ハリ感と厚みのある生地の服を選ぶ
- ジャケットスタイルなど、きれいめコーデを意識する
オフィスでのおすすめスタイルは、Vネックトップスとタイトスカートの組み合わせです。膝下の美しい脚を強調して、クラス感ある着こなしを完成させましょう。
きちんと感のあるベーシックなトレンチが最適です。ハリ感のある素材が肌になじみ、オフィススタイルにぴったりな着こなしを演出します。
ナチュラルタイプ
骨格がしっかりとしたスタイリッシュ体型の人に多いのが、「ナチュラルタイプ」です。
特徴
・手足が長く、フレーム感が目立つ
・鎖骨がはっきり出ている
・肌質がドライ
全体的にフレーム感のあるボディが特徴です。肩幅が広く骨格が目立ちやすいので、上下どちらかにボリュームが出るコーデを組むとバランスが取りやすくなります。
・洋服選びのヒント
- 胸元が開きすぎていると貧相に見えるので、ボートネックタイプの服を選ぶ
- 骨格をカバーするために、ゆったりとしたシルエット作りを意識する
- ロング丈アイテムを使ってコーデの重心を下げ、肩周りを目立ちにくくする
- ラフでカジュアル感のあるレイヤードスタイルを意識する
カジュアルなダッフルコートがよく似合います。全体を二色でまとめ、幼さをしっかり封印したスタイリッシュな印象を演出しましょう。
チェック柄のプリーツスカートが女性らしいスタイルにマッチします。ゆったりサイズの黒ニットを組み合わせれば、程よいカジュアル感でおしゃれなお出かけスタイルが完成します。
ウェーブタイプ
筋肉より脂肪が付きやすい体型の人に多いのが、「ウェーブタイプ」です。
特徴
・ 骨が細く、ボディラインが華奢
・腰の位置が低め
・柔らかな質感の肌質
ウェーブタイプの人は、柔らかさのある曲線ボディが特徴です。低重心の人が多いので、腰位置が高く見えるハイウエストなスカートやボトムスを選ぶとスタイルアップ効果が期待できます。
・洋服選びのヒント
- 首元の詰まったネックライン、またはボートネックタイプの服を選ぶ
- ハイウエストスキニーなどを選ぶと、華奢なラインを活かしながらスタイルアップが狙える
- レースやシフォンなど、透け感のあるとろみ素材を選ぶ
- 首、手首、足首を見せる
大人のエレガンスを演出するには、柔らかい素材のブラウスがおすすめです。細かなドット柄とフレアスカートの組み合わせは、骨格がウェーブの方にぴったりで、相性抜群な上品なスタイルに仕上がります。
フォーマルな場面では、ジャケットを羽織りましょう！ レーススカートをコーディネートすれば、骨格がウェーブの特徴にぴったりなエレガントなスタイルが完成します。
