コードレスクリーナー サイクロンのダイソン、紙パックのマキタ、どちらを選ぶか

Lifestyle

紙パックのマキタ、サイクロンのダイソン、コードレス掃除機のタイプは結局この2社の方式に行き着くと思います。あなたがコードレスを選ぶ際は「毎日の掃除におけるストレスや時間を少なくしてくれるモデル」を考えてみてください。先端を謳う新機能ではなく基本性能で比較してみました。

私の見解

長年マキタを使っていましたが、改めて比較してみるとダイソンの吸引パワーのすごさに驚きました。セキセイインコを飼っているので高性能フィルターによるクリーンな排気もポイントが高い。そして以外にも年間電気代が他社に比べて安かったのが決め手でした。紙パックは手軽で良いのですが買い替えを繰り返していると結構ボディブローのように効いてきます。今回の私が選択したのはダイソンのV12 Detect Slimでした。

両者を比較してみる

小さい子供がいるので、汚い排気が出ないというか、むしろきれいな空気が出るっていうのはすごく嬉しくて、安心して掃除をすることができますね。

今まで使っていた軽量コードレスは、吸引力があまり良くなくて、コードレスじゃないのがいいのかなって思ってたところに、ダイソンと出会いました。ダイソンは本当に軽いのに吸引力がすごいんですよ。

とても軽くて負担なく掃除ができます。さらに評判通り吸引力が強力。今までたくさんの掃除機を使ってきましたが、いつも吸引力等に不満がありました。でもこのダイソンの掃除機は初めて満足して使うことができています。最高に良い製品だと思います。

ヘッドにブラシがないのが偉い。軽いし、毛が絡まないし。

洗面所の床に落ちている濡れた髪の毛もさっと吸い込むターボの力におどろきました。軽いからエアコンの掃除もラク。

1.3キロって本当に軽い。重い掃除機がつらくなってきた私でも片手で持ち上げられるから、本棚に積もったホコリもラクに吸えます。

口コミでは高い吸引力とクリーンな排気が好評なダイソン、業務用機器メーカーの信頼性とブラシを使わないヘッド、軽くて取り回しに優れたボディが好評のマキタといったところ。

吸引力について

吸込仕事率は風力と真空度を元に計算された数値で、掃除機の吸い込む力を示したもので、掃除機の吸引能力を比較する上で参考になる数字です。

Dyson Cyclone V10130W
マキタCL282FD60W
吸込仕事率で比較してみるとマキタよりもダイソンの方が高い数字です。ダイソンのデジタルモーターによる吸引力のパワーがよくわかると思います。

ゴミの集じん方法

マキタダイソン
紙パック式サイクロン式
カプセル式
※紙パック式は使い捨てできるタイプと、洗って繰り返し使えるタイプがある

〜マキタ〜

紙パック式
カプセル式

ゴミが舞うリスクを減らしたい子育て世帯の人は、紙パック式がおすすめ。紙パック式のなかにも、使い捨てできる紙パックと、水洗いして繰り返し使えるダストバッグの2種類があり、より衛生に気を使うなら「使い捨て」を選びたい。しかし、紙パックに約600円(10枚入)のコストがかかるのが難点。

使い捨ての紙パック……空気を通しにくい分、吸引力は落ちやすい
ダストバッグ……..不織布でできていて空気を通しやすいため、吸引力は落ちにくい

・カプセル式 ………..紙パック式よりも集じん容量が大きいためゴミ捨ての回数を減らせる。ただし、ゴミ捨てのときにホコリの舞い上がりに注意が必要。

〜ダイソン〜

遠心力でゴミと空気を分離するサイクロン式。ゴミは透明なダストカップに直接溜まり、空気はフィルターを通して排気される仕組みになっている。

サイクロン式 ………

紙パックがいらないので低コスト、強力なフィルターにより排気がクリーンなこと。そして紙パックの目詰まりというのがないので、吸引力の低下が起こらない。しかし、安定した性能を保つために定期的なフィルター掃除が必要になる。

手軽であり幅広く認知されている紙パック式であるがランニングコストが痛い。一方のサイクロン式は優れたフィルター性能維持と故障から本体を守るために定期的なフィルター掃除などのメンテナンスが必要であり面倒といえば面倒ですね。

重量やサイズ感

マキタダイソン
CL001G1.6kgV15 Detect2.61kg
CL282FD1.5kgV12 Detect Slim2.2kg
CL281FD1.4kgDigital Slim1.9kg
CL280FD1.4kgMicro 1.5kg1.5kg

重量はマキタが概ね軽いです。ダイソンにも軽量モデルは存在しますが、平均的に0.5〜0.6kgほど重たいですね。フラッグシップモデルのV15に至っては2.6kgもあります。マキタの方が片手でも楽々扱えるといった印象です。

マキタダイソン
CL001G1066mmV15 Detect1086mm
CL282FD1016mmV12 Detect Slim1095mm
CL281FD1016mmDigital Slim1077mm
CL280FD1016mmMicro 1.5kg1091mm

上の表は掃除機のホースを含めた本体の高さを表しますが、マキタに比べてダイソンはやや長めなので、小柄な女性には少し扱いづらいと感じるかもしれません。

軽くて扱いやすいコードレス掃除機という点においてはダイソンよりマキタの方がポイント高いですね。

充電について

〜マキタ〜

〜ダイソン〜

バッテリー交換式の掃除機のため、使用する前には充電する必要があります。付属する急速充電対応の充電器で満充電にかかる時間は約22分。

基本的にバッテリーが本体内蔵で本体ごと充電するタイプとなっています。専用のスタンドや壁掛け収納ツールを使えば、引っ掛けるだけで収納と同時に充電ができます。

充電のためにバッテリーを取り外す必要があるマキタの方が、少し手間がかかります。充電作業に関しては専用スタンドなどを利用するダイソンの方がスマートですね。

電気代について

紙パック式最大1,888円(年間)
サイクロン式最大1,182円(年間)

紙パック式掃除機の最大消費電力は約1,150W、サイクロン式掃除機の最大消費電力は約720Wとなりますが、1日10分連続しようという条件において年間にかかる電気代を比べてみると、サイクロン式の方が電気代は安いようです。これは吸引力、集じんなどの効率が関係しているのではないでしょうか。

メリット・デメリット

紙パック掃除機のメリットは?
・紙パックごとゴミを捨てられるので手軽で衛生的
・定期的なフィルター掃除などが不要(紙パックがフィルター替わりをしている)
・ゴミ捨ての回数が少なくて済む
・掃除機内が密封されているぶん吸引力は強い
紙パック掃除機のデメリットは?
・紙パックを定期的に買い足す必要があるためランニングコストがかかる。
・構造上排気がゴミの中を通ることになるため排気臭が気になる。

サイクロン掃除機のメリットは?
・吸引力の持続性が高い。
・ゴミと分離された空気を廃棄する構造のため、排気がクリーンであり特有の臭いも出づらい。
・紙パックの交換が不要
サイクロン掃除機のデメリットは?
・フィルターやダストカップのこまめな手入れが必要なこと。
・ゴミ捨ての頻度が多い。
・使用頻度やダストカップの容量による違いはありますが、最低でも1週間に1度はゴミ捨てをすることが推奨されています。紙パックの交換時期が平均1~2ヶ月という事を考えると面倒と感じるかもしれません。
・ゴミ捨て時にホコリが飛散しやすい
・回収されたホコリはとても微細な粉状になっているため、ホコリが飛び散ってしまわないよう丁寧なゴミ捨て作業が求められます。
紙パック式掃除機に比べて、吸引力が低い

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画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E7%9F%A2%E5%8D%B0-16.gif [楽天]マキタコードレス掃除機

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