肌トラブルが起きやすいひたいや眉間、鼻、口のまわり、下あごなどのエリアを総称してTゾーンと呼ばれています。私たちの皮膚は皮脂膜によって保湿しながらバリアとなり、外部の刺激やホコリから守られている。毛穴の出口付近には皮脂腺があり、ここから分泌される「皮脂」が皮脂膜を作る仕組み。Tゾーンに肌トラブルが多いのは皮脂腺が他の部分よりも多いから。
トラブルの原因
皮脂腺が作り出す皮脂の分泌バランスが崩れた状態に陥ることによる。
症状 : 皮脂が過剰になり、毛穴が大きく、汚れて見えてしまう。また、皮膚表面の清浄作用も低下、ホコリや雑菌が付着し繁殖しやすくなる。
皮脂線が活発になると角栓ができやすくなる。角栓とは、皮脂や周囲の角質が毛穴の中で混ざり合って凝固したもので、角栓が酸化して黒ずんだり、汚れに雑菌が繁殖しニキビとなったりする。
また、老化や抗酸化力の低下、不規則な生活によるホルモンバランスの崩れなども毛穴の開きにつながる。
クレンジング 選びについて
種別 | クレンジングのタイプ |
しっかりメイク派 | 強めの洗浄力のもの |
あっさりメイク派 | 洗浄力の弱いもの |
乾燥肌の人 | クリームタイプ |
敏感肌の人 | クレンジングミルク |
※メイクがの落とし残しはトラブルのもとなので、クレンジングでしっかり落とす。
クリーム
潤いのヴェールで肌を包みこむ、保湿性に優れた基礎フ….
¥2,860 税込
クリーム
皮脂バランスをコントロールして、毛穴の引き締まったすこやかな透明肌に。
¥4,400 税込
洗顔の方法
① 洗顔料をよく泡立てる(片手に乗る程度)
② Tゾーン→Uゾーン→目元、口元の順番で洗う
(朝は15秒程度、夜は30秒程度がおすすめ)
③ 少し冷たいと感じる程度のぬるま湯(34~36℃)でよくすすぐ(30回程度)
※Tゾーンから洗顔料の泡をのせ、他の部分よりも皮脂や汚れを浮き上がらせる時間を少し多くする。
Tゾーンの保湿
肌の角質層で潤いを保持する役割のあるセラミド、真皮層の細胞の水分量をキープしてくれるコラーゲンやエラスチンが配合されたものが良いとされる。
① 保湿は、洗顔後、すぐに化粧水をつけることが大切。
② 化粧水 – 美容液 – 乳液 – クリームという順番で保湿をする
※頬や目のまわりを先に。余ったものをTゾーンへ塗布する。
最後に
大切なのは、代謝を高めターンオーバーが正常に行われるようにすること。老廃物が皮脂と一緒に毛穴から排出され、皮脂のバランスがとれた状態になる。入浴時に湯船にゆっくりつかることでも代謝を高めることができる。また、ビタミンEを多く摂取することでも肌の表層の酸化を防ぎ血行促進することで、代謝を高める効果を期待できる。